大阪の産業廃棄物中間処理業者ノンフィクションダイアリー

大阪の産業廃棄物中間処理業の日常をさらけ出さない!

産廃業に誇りを持つか

我々産廃業者は、世間からあまり良く思われていないというのが現状です

先月に退社した人が言いました
産廃で働いてると、知り合いに言うのが恥ずかしい」と

持ち込みのお客さんが言いました
「こんなん手で分けるんめっちゃ大変やん。やりがいないしやりたくないわ」

周辺からは、埃や騒音のことで文句を言われ、
行政からは、不法投棄や契約違反をしてないか疑われ、

とても気高い仕事とは呼べず、

年寄りでも、外人でも、誰でもできる仕事だと思います

そりゃゴミの知識は底知れずあるので、極めるのは難しい

どんな仕事でもそーだと思います

うちの会社が特別偉いわけじゃないですが、
ゴミを分けずに焼却、埋め立てにしてしまえば、
どうなるかみんなわかってるはず

それでも排出事業者(建設業者や製造工場の人)は
ゴミをわけないじゃないか

なぜ分けないのか

そこに人の手間をかけれないんじゃないか

その人件費を省いて、良い物をちょっとでも安く売るんじゃないか

それをみんな買うんじゃないか

それでもまけてって言うじゃないか

モノができるまでの工程のなか、光の当たらない部分が産廃業です

だからといって買い被る必要はなく、けれども見くびってはいけない職業だと思います

原発なんかも、危険度は違うが同じことだと思います

電気をつけて、空調を効かした部屋で、
テレビを見ながら、
原発反対って
ちゃんちゃらおかしいと思いませんか

産廃だけでなく、ゴミに対する規制はどんどんきびしくなります

リサイクルするより
焼却の方が安くつく現状なんです

なんでだと思います?

選別する人件費がむちゃむちゃ高いんです

このままで良いわけがない


選別せんと全部焼却して安くすまして儲けるって、そんな仕事で良いわけがない

やるなら全てのゴミを再び表舞台に立たしてやろうではないか

僕らの代わりに